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はじめに:服は清潔感が9割

こんにちは、ありぺいです。
ぼくは「生存に必要な服以外持たない」というマイルールを設けています。
なぜなら、常に清潔感のある自分でいたいからです。
ぼくがミニマリストを目指したのも、清潔感がいちばんの理由です。

男性にとって清潔感は超大事です。
でも、多くの人がそれを意識しきれていないのが現状。
以下の記事に、その実態を示す興味深いデータがあったので紹介します。
PR TIMESの記事はこちら
記事によると「自分は清潔感をかなり意識できている」と答えた男性は、わずか13%ほどしかいなかったそう。
興味深かったのは「20代男性が清潔感を得るために何をしているか?」という調査結果において、「洋服の手入れ」がランキングに入っていなかった点。
一方、女性に「清潔感のある男性の特徴」を尋ねたところ、「シワのない服を着ている」(28.9%)という回答が4位に入っていました。
ここに、男性の“意識”と女性の“評価”の間に大きなギャップがあることが分かります。

このギャップの理由は、男性の多くが「服の手入れ」を疎かにしているからじゃない? とぼくは考えました。
服の手入れが疎かになる理由は、単純に管理できる以上の量の服を持っているからだと思います。
服の手入れが行き届かないと、シワになるだけでなく、ニオイの原因になったり自信を損なったりもする。
ぼく自身もそうなんですが、ズボラな人ほど服の数を絞った方が間違いなくいいです。
洗濯や整理整頓のために生きているわけじゃない!

本当のおしゃれとは、「きれいに整った服を着る」ことが大前提です。
ブランドやデザインは、あくまで“おまけ”にすぎません。
どれだけ高価なカシミヤの服を買っても、フケがついていたり臭いがしたりすればすべて台無しです。
逆に、ユニクロの安い服でも、きちんと洗濯して丁寧に扱っていれば、そっちの方が印象は良くなるし、あらゆる場面で尊敬されるはず。
この記事で伝えたいこと
この記事では、ぼくが実際に10着の服だけで1年を過ごした経験をもとに「少ない服でおしゃれになる考え方や方法」をまとめました。
年間10着で生活するメリットとは?

まずはじめに、手持ちの服が少ないとどんなメリットがあるか話します。
服選びから解放される
「毎朝何を着るか」で迷う時間がなくなる
服が少ないほど着る服の優先順位がなくなるので、パッと手に取ってサッと出かけられます。
無駄な買い物がなくなる
「10着しか服を持たない!」と決めておくと、ほぼ毎日同じ服を着ることになります。
結果、オシャレかどうかではなくて、機能的かどうかで服を買うようになるのでおすすめです。
引っ越しのとき、ラク
「思わず開けたくなるクローゼット」を目指すのが理想。
自分にとって把握できる服の量だと、整理したり探す手間がなくなります。
衣替えが不要になる
オールシーズンで10着だと、物干し一列に全ての服が揃います。
洗濯や収納、掃除の手間が極限まで減るのはズボラには最高なはず。
年間10着ワードローブの作り方
ぼくがどうやって10着の服を管理したり選んでいるか、話します。
服の見える化
このブログがまさに服の見える化を体現してるんですが、写真に撮ってサイトにまとめることで、まずは自分にとって必要な服かどうかを見極めています。
意外と惰性で着回してる服って多いので、写真に撮って客観的に判断するのは割と重要。
必要以上に買わないという抑止力にもなっています。

年間通して必要な服の種類を把握する
服の種類を選ぶ際に、大きく分けて
- 季節ごと
- ライフスタイルごと(仕事・私服・アウトドアなど)
で考えると早く決まります。
ぼくの場合だと
- 超極暖ヒートテック上下3着(夏以外)
長袖シャツ3着(主に夏)
ジップパーカー1着、エアリズム長ズボン2着、パンツと靴下3着(オールシーズン) - 仕事と私服とアウトドアを兼ねる(※スーツ不要の仕事を選ぶ)
こんな感じ。
特にライフスタイルは人によって変わるんですが、なるべくTPOで着回せる服を選んでおくのが、少ない服で生活するのにはおすすめ。
冠婚葬祭の服はレンタルでOK

洋服選びのマイルールを作る
服の種類が決まったら、その中で自分はどんな服を着たいか?を明確にしておきましょう。
ポイントは、色・機能性・ブランドの明確化。
ぼくの場合だと
- 色:黒(意志力の強さを表す、汚れが目立ちにくいから)
- 機能性:軽い、洗濯しやすい素材、シワや埃がつきにくい=膝下まであるコート、ニット素材を選ばない
- ブランド:ユニクロ(たまに無印)(シンプルで機能的だから)
こんな感じ。
ここでポイントなのが、理由までセットにして決めておくこと。
面倒に感じるかもですが、より服選びの価値観がはっきりするのでおすすめ。
ぼくが厳選した年間15着ワードローブはこれ
服の合理性を突き詰めた結果、アウター6着、インナー9着に落ち着きました。
全部ユニクロで揃う!

アウターウェア:6着
【ユニクロ】エアリズムコットンクルーネックTシャツ

春夏秋用。
普段着と運動を兼ねるため、動きやすさを意識して選びました。
日焼け対策として長袖にしてます。
カッターシャツは洗うのが面倒なのと、中に別のシャツを着ないといけないので持たない。
- 黒色/Sサイズ
- 3着:直接肌に触れるため、毎日洗濯
【ユニクロ】ブロックテックパーカ/3Dカット

ストレッチ性のある素材で、汚れが目立たないかつシワになりにくく、安っぽく見えない。
防水に加えて防風性も兼ね備えてるので、服の重さとしては軽いのに風が強い日もあったかい。
チャック付き(←ここ重要)ポケットがあるので、スマホやメモを入れられるのも何かと便利。(ズボンにスマホ入れると動きにくいんよね)
同じポケットでも、ボタンとかでとめるタイプは鍵とか落ちそうで心配...

- 黒色/XSサイズ:着られている感をなくすため、ひとまわり小さいXSサイズに。
- 1着:直接肌に触れないので、まめに洗わなくていいから。
【ユニクロ】ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ

軽くて動きやすいし、洗濯しやすいのが本当に助かる。
だからといってビジネスシーンにも違和感ないのが推せるポイント。
デザインに富んだズボンは、重たいし汎用性低いのがデメリットよなぁ〜。

- 黒色/Sサイズ:XSサイズとか、ひとまわり小さいサイズでウエストを強く締めるのは健康によくない。
- 2着:直接肌に触れるけど、シャツよりは洗わなくていいから。
インナーウェア:9着
【ユニクロ】超極暖ヒートテックタートルネックT・超極暖ヒートテックタイツ/前開き


ヒートテックにはクルーネックとタートルネックがありますが、防寒対策としてはタートルネックがおすすめ。
ぼくは基本Sサイズなんですが、下着は締め付けが嫌なので、Mサイズにしてます。
ヒートテックがあれば上着の数を減らせるので、ごわごわした上着をあまり持ちたくない人におすすめ。
冬だけじゃなくて、春や秋の寒い時期にめちゃくちゃ重宝してる。

- 黒色/Mサイズ:締め付けが嫌いなので大きめサイズに
- 3着:直接肌に触れるため、毎日洗濯
【ユニクロ】コットンボクサーブリーフ/前開き

単純に値段が安くてシンプルなので、これにしました。
締め付けがなければ、パンツにあまりこだわりはない。
消臭・抗菌防臭機能もあるみたい。

- 黒色/Mサイズ:締め付けが嫌いなので大きめサイズに
- 3着:直接肌に触れるため、毎日洗濯
【ユニクロ】スーピマコットンカノコソックス

単純に値段が安くてシンプルなので、これにしました。
丈が長いのでビジネスシーンにも相応しい。
- 黒色/25-27cm
- 3着:直接肌に触れるため、毎日洗濯
まとめ:選ぶ自由より、「選ばない自由」を

「あれも欲しい、これも欲しい」と、次々と手に入れても、なぜか心が満たされない。
過去の自分がまさにそうでした。
2020年の頃、大した給料も貰ってないのに、MHLというシャツ1着が3万円もするようなブランドの服を買っていました。
当時はMHLの作る服のデザインにどハマりして、店に行っては衝動買いを繰り返してました。
無印の上位互換、みたいなブランドです。(※あくまで個人の主観です)

でも買って、家のクローゼットに飾ってみた時点で「なんか店で見た高揚感が刺激されない」ってなりました。
ひどいときは、5万円するズボンを10回ほど履いただけでフリマに売ったりなんかして...
欲しかった服を手に入れた瞬間、いろんな意味で色褪せて見えたんですよね。
セレクトショップやハイブランドが悪いわけではありません。
でも「人間の欲求の仕組みを理解しておかないと、かなり無駄遣いしてしまうな」と過去の失敗から感じました。
モノを買っても満たされないのは、人間の欲求が本来、満たされた瞬間に冷めるようにできているからです。
- お腹がいっぱいになれば、食欲は落ちる。
- 性欲も、満たされれば一時的に落ち着く。
ただ恐いのが、現代ではジャンクフードやポルノ、マッチングアプリなどが、欲望を終わらせないように設計されていること。
最近の広告は巧妙で、「ものを買わされている」と視聴者に感じさせない。
昔の広告は「これを買ってください」といった感じで直接的でしたが、今は「この商品を持ってる自分って素敵」といったイメージで購買欲を刺激してきます。
無印のシンプルさに惹かれるのは、実用性以上に「自分らしさ」や「洗練された暮らし」といったイメージを求めているからかも。
イメージは実体のあるモノと違って、突き詰めたところでキリがありません。
現代人はテクノロジーのおかげで完璧主義が増えて、理想もどんどん高くなっています。
こんな最悪の負のループから抜け出すには、選ぶ自由より、「選ばない自由」を謳歌すること。
服に時間とお金をかけても、あなたの本質的な価値は高まらんよ!
No Buy 2025!
